ニュースサイト巡りをしていたところ、朝日新聞ニュースにだけ出ていたニュースがありました。(2015年2月13日午後5時ごろJST)

米ロケット、海に「軟着陸」 再利用のための着地実験

(出典:朝日新聞デジタル)

このニュースは、先月くらいにも報じられていたニュースの続報です。

SpaceXの試み

この実験はどういうものかというと、衛星を打ち上げたりする場合は宇宙に残る衛星部分と、打ち上げるための推進部分(ロケット)に分かれます。このロケットの部分は地球に戻ってきて落下させるのですが、今までは海に落として回収して再利用する場合もありました。この実験は、海に浮かべた船の上に着陸(着艦?)させることで再利用しやすくしようという試みだと理解しています。(海に落ちたら、塩水ですので再利用はたぶん大変です。)

着地実験

前回のニュースは、

米、ロケット回収に失敗 再利用試験でスペースX(http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM10H8I_Q5A110C1FF8000/)

(出典:日本経済新聞)

でした。当時は大手ニュースポータルにも出ていて、各社ニュースも「失敗」と報じていました。その時はどこでも見つかったのですが、今見るとたまたま日経の記事が出てきただけで、他のニュースのほうが悪意を感じました。

当時気づかなかったのですが、CNN日本語版にも出ていて、

スペースXがロケット打ち上げ、回収試験は失敗

(出典:CNN.co.jp)

こちらでは、実験に使った着地ポイントの画像も出ています。自動運転で着水ポイントに向かうようです。

マイナス思考

何が言いたいのかというと、「なぜ日本のニュースではいつも失敗を強調するのだろうか?」ということです。この実験に関していうと、「将来の経営効率を大幅に上げる可能性がある新しいチャレンジングな試みをして、この実験では狙ったところに落とすことはできたが、勢いが強すぎた。もともと成功確立の見積もりは半分以下だった。」のであって、打ち上げが失敗したわけでは全くなく、どちらかというとポジティブなニュースになって然るべきだと思うのです。

僕もよくネガティブ発言をしてしまうのですが、アメリカ人たちは基本的にポジティブです。ネガティブなものから改善点を見つけるなら良いのですが、そうではないなら、良かった点を見つけて伸ばしたほうが良いと、こちらに来て強く思います。(だいぶ前から、「誉めて伸ばそう」ってありますが、それと同じです。)ただ、アメリカ人たちのは、似非ポジティブだったり、ネガティブな面を無視したりしていることが多いと思います。

検索してみたところ、彼らの中でも”ポジティブシンキング”に少し懐疑的な意見が結構ありそうです。そのページには、

It’s true that bad is stronger than good—bad events affect us more than good events, but the other asymmetry that really goes under the radar most of the time is that good is much more frequent than bad.
出典:『Dump Positive Thinking』(Psychology Today)

と書かれていて、あんなにポジティブシンキングばかりしているように見えるアメリカ人でもそう思うのかと驚きます。

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