実験するために研究室へ行ってきました。ドアをあけてびっくり。週末の夜だというのに、テクニシャンの人が勉強していました。何かのための授業の勉強をしていたらしいです。

日本でも、最近は大学で社会人用講義がありますが、アメリカでは社会にいったん出てから大学へ勉強しに戻ることがかなり多いです。

大きな理由の一つは、被雇用者の場合には、学歴が収入に直結することです。もちろん、仕事ができるかどうか、というのも大事ですが、高卒より学士(大卒、bachelor)、さらに修士(master)、博士(Ph.D.)になるにつれ、給料は上がります。職種によりますし、起業する場合は別かもしれません。でも、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツのような(両者とも大学中退)アメリカンドリームの実現は今も昔もそうそうあることではありません。

スティーブ・ジョブズが大学を中退したのは、「学費が高かった」からだと本人が仰っていますが、今はもっと学費が高いです。高額な学費がもう一つのり理由で、仕事をしてからまた大学に戻る人が多いと思うのです。

アメリカ人はすぐに仕事を辞めてしまうと、日本人はみんな思っていると思います。僕も、アメリカ人はよく転職する、堪え性がないのだと思っていました。でも、条件が良ければずっと同じ仕事をする人もいます。仕事を辞めていく人の中には、大学へ通うために辞める人もいます。今まで研究室のテクニシャンは3人辞めたのですが、うち2人はそうでした。

少し前に出先で、「保育所の先生、高校卒業したばかりの人が多くて、中には良い人もいるけど良い人はみんなすぐ辞めちゃう。なんとかならないのか。」と話している日本人を見かけました。アメリカでは保育士は資格職業ではないはずなので、そういう人は大学に行きたくて学費を溜めるために働いているのではないか、目的があって必死に働く人のほうが良い仕事をするのではないか、と、言いたくなったことを思い出しました。

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