他のニュースについて調べていたら、2015年2月からロシア上空、ロシア領空を通過する航空機の旅客情報をロシアに提出する必要になった、という記事がありました。参考:『ロシア上空通過便で旅客情報の提出義務付けに JALが情報入力呼びかけ』Flyteam

日本発着便では、ロシア行き以外にヨーロッパ(ロンドン、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ)とアメリカ大陸(バンクーバー、サンフランシスコ、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ロサンゼルス、サンディエゴ)を発着する便に影響が出るようです。アメリカへ行くのには、ハワイ経由するしかこれを避ける方法はなさそうです。

調べていたら、別にロシアが厳しいわけではなさそうだ、とわかりました。

事前旅客情報(API:Advance Passenger Information)

事前にパスポート情報を通知するシステムは、APIS(Advance Passenger Information System)と呼ばれ、アメリカを始めカナダ、メキシコ、ブラジル、韓国、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、中国などに導入されています。(参考:下記ウィキペディアおよび航空会社のウェブサイト)911後にテロ防止のために設けられた制度の一つのようです。

日本でも2007年から日本発着便の旅客情報を搭乗前に当局に伝えることが義務付けられています。この情報は、日本の場合、

  • 警察庁 - 指名手配リスト、国際刑事警察機構 (ICPO) の手配リスト等
  • 入国管理局 - 国外退去処分者リスト等
  • 税関 - 関税法違反摘発リスト等

出典:『事前旅客情報システム』(ウィキペディア 2015/4/26 14:05)

などと照合されるようです。

そして、日本の場合は発着便だけのようですが、アメリカなどは発着便だけではなくて上空を通過する場合にも提出を義務付けているようです。

参考:『API(事前旅客情報)』ルフトハンザ、『事前旅客情報』エアカナダ

 

ロシア通過便

なので、ロシアが情報提供を求めるのも別におかしくはないのですが、日本発着でアメリカ、ヨーロッパなどとの便は北から回っていくので日本発着のアジア、太平洋便以外はほとんどロシアに情報提供することになっている気がします。

提供されたからといってどうということはないはずなのですが、良い気分ではないですね。

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