アメリカは車社会ですが、車に関する法律も州ごとに大きな違いがあります。自動車保険も違いますし、交通ルール自体、州によって大きく違います。

今まで知らなかったナンバープレート(license plates)のルールについて知ったので、書いておきます。

自動車のナンバープレート

日本で言うところのナンバープレートは、アメリカではlicense plateと呼ばれています。最近では、ナンバープレートを機械的に認識して有料道路の料金を請求したり、駐車場で料金の計算、駐車した場所の検索などをしているところもあります。

ゴールデンゲートブリッジでは

例えば、カリフォルニア州サンフランシスコの観光地、ゴールデンゲートブリッジでは料金所はありますが2013年から完全に無人化されています。レンタカーで通行したときに料金所で止まる場所がなくて驚いた覚えがあります。

日本のETCカードにあたるFast Trakシステムを付けていればそこから徴収、そうでない場合はナンバープレートの登録者に後日請求が行きます。レンタカー会社によっては、相当な割り増し料金を取るとネットの掲示板に書いてあったのを覚えています。

 

ナンバープレートが一枚しかない!

アメリカに来て、ナンバープレートを後ろにつけているだけで前には付けていない車が結構走っていることに驚きました。前にも付けている車も多いのですが、前に付けていない車はプレートを付ける場所に何も付けていなかったり、ナンバープレートではない面白い柄のプレートを付けていたりします。時々、プレートを付ける場所自体がない車も見かけます。

どっちでも良いのかなと思っていたのですが、違っていました。

州によって、プレートを後ろにつける州と、前と後ろに付けなくてはいけない州に分かれていました。

後ろにプレートをつければよい州

19州は、後ろに一枚プレートを掲示すれば問題ありません。

  • アラバマ州Alabama
  • アーカンソー州Arkansas
  • アリゾナ州Arizona
  • デラウェア州Delaware
  • フロリダ州Florida
  • ジョージア州Georgia
  • インディアナ州Indiana
  • カンザス州Kansas
  • ケンタッキー州Kentucky
  • ルイジアナ州Louisiana
  • ミシガン州Michigan
  • ミシシッピ州Mississippi
  • ニューメキシコ州New Mexico
  • ノースカロライナ州North Carolina
  • オクラホマ州Oklahoma
  • ペンシルベニア州Pennsylvania
  • サウスカロライナ州South Carolina
  • テネシー州Tennessee
  • ウェストバージニア州West Virginia

前と後ろにプレートが必要な州

他の州とワシントン特別区(首都、ワシントンD.C.)は前と後ろに一枚ずつプレートを付けて走る必要があります。

プレートの設置方法

プレートを設置するスペースに、よく見えるように設置しなくてはいけません。泥で汚れていたりしては駄目だそうです。

プレートを発行してもらう際、「仮のプレート」として紙をもらって一時的に付けておきます。雨が降ると駄目になってしまうのでリアウィンドウに張っている車を良く見かけますが、摘発されたという話は聞きませんが厳密には違法のようです。

 

摘発されるとどうなる?

州によって違いますが、100米ドルから200米ドルの罰金チケット(fine)を発行するのが主です。再犯だったりすると違う場合もあるようです。

そもそも、何でこんなことを調べようと思ったかというと、2015年7月21日のニュースにこんなものが出ていたからです。

オハイオ州シンシナティでライセンスプレートを付けていなかった男性が警察に射殺される

Samuel Dubose was killed after being initially stopped for driving without a front license plate.
出典:『Police officer shoots man to death in Cincinnati traffic stop』(CNN.com)

交通違反で警察に射殺される事件は、この前もありました。(記事『警察官による射殺事件、ダラス郊外』)

そんなに珍しいわけではないのですが、ニュースを見ていて「ライセンスプレートを付けていなくて止められた」と書いてあったのでプレートのルールが気になったのです。ニュース記事によると、射殺された男性は止められたときに1キロ以上止まらずに走り、警官に酒を渡そうとしたりした上、逃げようとして射殺されたとニュース記事には出ていました。

 

州をまたぐと?

自動車の運転を含め、基本的には「今いる州」の州法が適応されます。この、ナンバープレートに関する法律はどうなっているのか調べました。一枚だけで良い州ではプレートは一枚しか発行されません。

州をまたいで運転することは良くあります。一枚でOKの州から二枚必要な州に出かけると捕まってしまうのかどうか、気になるところです。

車を登録した州の法律を適応

どうも、車のライセンスプレートを発行した州の法律が適応されるようです。つまり、一枚でよいサウスカロライナ州の車をオハイオ州で運転していても違法にはならないということです。

掲示板を参考にしたので、正しいかわかりませんが違法と扱われては大変ですので、たぶん間違いないと思います。参考:Front license plate question between states』Officer.com

遠い州の場合には要注意

掲示板の同じスレッドに書かれていたことですが、隣の州ならともかく遠方の州では警察官がルールを知らないことが良く起こるようです。

罰金を払う必要はないけれど、罰金チケットを発行されてしまうことはありうる。また、その場で警官とやり合うのは避けて後でクレームを付けよう。簡単に無効にできる。

州のルールを印刷しておいても良いかもしれない。

と書いている人がいました。罰金チケットをもらったことがあるのですが、「文句があるなら裁判所へ」と書かれていました。「簡単」ではありませんがその場で争ってもろくな事はないと思いますので、これが一番正しそうです。

September 2017
Mo Tu We Th Fr Sa Su
28 29 30 31 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 1

ログイン(DISQUS/Facebook/Twitter/Google)なしでもコメントでき、その場合管理人の承認後表示されます。