2012年に初めてヒトへの感染が確認された、新しい感染症の中東呼吸器症候群(MERS: Middle East Respiratory Syndrome)が韓国を中心に香港、中国にまで広がっています。

中部国際空港

感染が続いているのは韓国内(記事『韓国のMERSと日本の対応』)ですが、韓国の要隔離者が中国に飛行した飛行機が消毒されないままに日本の中部国際空港(セントレア)に飛来していたようです。

今のところ、インフルエンザほどの感染力は確認されていないのでものすごく心配する必要はないと思います(記事『韓国のMERSと日本の対応』)が、今まで確認されている最大の潜伏期間である14日が過ぎる6月11日ごろまでは、十分注意したほうが良さそうです。潜伏期間が過ぎましたしたが、幸い問題なかったようです。

 

中東呼吸器症候群:MERS

MERSは、2012年にサウジアラビアで初めて確認された感染症です。名前の通り、「呼吸器」を冒すことが多いウイルス性感染症です。コロナウイルスという種類の一本鎖RNAウイルスにうよる感染症で、以前に中国で流行したSARS(重症急性呼吸器症候群、Severe Acute Respiratory Syndrome)ウイルスと同じベータコロナウイルス属の新種ウイルス、MERS-CoV(MERSコロナウイルス)によって引き起こされます。

MERS、過去の流行

2012年にサウジアラビアで最初に感染者が確認されてから、今までに感染が起こった国は、

  • サウジアラビア:Saudi Arabia
  • アラブ首長国連邦:United Arab Emirates (UAE)
  • カタール:Qatar
  • オマーン:Oman
  • ヨルダン:Jordan
  • クウェート:Kuwait
  • イエメン:Yemen
  • レバノン:Lebanon
  • イラン:Iran

の9カ国で、今回の韓国が10カ国目であると同時に、初めて中東以外で感染が起こった例です。

アメリカやその他英語圏での感染者数が少ないためか、英語版のウィキペディアでは「2012年MERS流行」というタイトルのページが作られていますが、WHOの出している感染者のグラフを見ると、2012年から2013年にかけてだんだん増え、2014年の4月~6月にかけて大きな流行(1週間の感染者数100人)を起こしています。

WHO資料(http://goo.gl/4TNJuB)より改変

コロナウイルス

コロナウイルスは、風邪を起こすウイルスの一つとして知られていて、多くの種類があります。ほとんどは、ヒトとほかの動物に感染する病気(人畜共通感染症)ではなく、一つの種に限定して感染します。SARSウイルスとMERSウイルスだけが(知られている)例外で、人畜共通感染します。知られている宿主は、

  • SARSウイルス(SARS-CoV)
    1. ヒマラヤジャコウネコ
    2. タヌキ
    3. ネコ
    4. イヌ
    5. げっ歯類(ネズミの仲間):ハツカネズミ(マウス)、ドブネズミ(ラット)など
  • MERSウイルス(MERS-CoV)
    1. ラクダ
    2. コウモリ

で、SARSとMERSでだいぶ異なりますが、分かっていないだけかも知れません。MERSウイルスは、当初SARS様ウイルス(SARS-like virus)やサウジSARSウイルス(Saudi Virus)と呼ばれていたようですので、基本的には似ていると思われます。

 

MERSの症状

MERSとSARSは肺炎を起こすウイルス感染です。

肺炎

肺炎といえば、抗生物質で治るというイメージがあるかも知れませんが、抗生物質で治るのは抗生物質が効くものだけです。(主に細菌性肺炎、後は真菌性なども効く)

しかし、抗生物質があってもなお、日本人の死因第3位です。(1位がん、2位心臓病、4位脳卒中) 抗生物質が効かない耐性菌が増えていることだけが原因ではなく、肺炎自体が早期に治療をしなければ命にかかわる病気であるためです。

そして、SARS肺炎、MERS肺炎に効果がある抗ウイルス薬は未だ知られていません。

MERS致死率

MERSの致死率は、30~40%とされていますが、ICUに入るような重症例では58%の致死率です。アメリカの例ですが肺炎全体の致死率は3%以下なのでMERSの致死率はかなり高いです。

ただ、新しい病気なのでよく分かっていないことが多いです。CDCのウェブサイトには、

For many people with MERS, more severe complications followed, such as pneumonia and kidney failure. About 3-4 out of every 10 people reported with MERS have died. Most of the people who died had an underlying medical condition. Some infected people had mild symptoms (such as cold-like symptoms) or no symptoms at all; they recovered.
出典:CDC(http://www.cdc.gov/coronavirus/mers/about/symptoms.html)

とあります。死者のほとんどは、基礎疾患(持病のこと;糖尿病、慢性肺疾患、心臓病、腎臓病、がんなど)があったことが分かっています。これは、普通の肺炎でも共通することです。

また、感染者の中には軽い風邪症状や無症状の者がいたということです。感染症は、病原体(この場合MERSウイルス)が検出されている「確定」症例と、病原体は検出できないけれど状況から疑わしい「疑い」症例を別々に報告したりします。

無症状なのに感染者というからにはウイルスが検出(アメリカではリアルタイムRT-PCR)されているはずで、どうやって検出したのかはリンクがないので分かりませんが、咳などの症状が何も無い人から取ってきた検体から検出されたのなら、感染者を見つけるのにどれくらい力を入れたかによりますが、「本当の感染者」はもっと多い可能性もあるかもしれません。

MERSの感染

MERSは、MERS患者から家族や介護者に感染したことはあっても、人から人へ継続的に感染したことはないとされています。また、MERS患者のほとんどは成人(中央値50歳)で男性の方が多いです。

Health officials first reported the disease in Saudi Arabia in September 2012. Through retrospective investigations, health officials later identified that the first known cases of MERS occurred in Jordan in April 2012. So far, all cases of MERS have been linked to countries in and near the Arabian Peninsula.
MERS-CoV has spread from ill people to others through close contact, such as caring for or living with an infected person. However, there is no evidence of sustained spreading in community settings.
出典:CDC(http://www.cdc.gov/coronavirus/mers/about/index.html)最終更新 2015/2/4

そのため、これまでは中東以外で感染したことはありませんでした。2015年5月韓国で2次感染、3次感染が起こり、1300人も隔離対象になるという事態は過去に無かったことだと思われます。

MERSの発症・進行

感染成立から発症までの日数は2日~14日(中央値5日)、発症から入院までの日数は中央値4日、重症者の場合にICU(集中治療室)に入るまでの日数は中央値5日と症状の進行が急速です。死亡した患者さんの発症から死亡までの日数は中央値12日です。

ICU入室症例12例を追跡したデータでは、90日経過時点での死亡率58%、人工呼吸器の必要期間中央値16日、ICU入室期間中央値30日だったそうです。

The median incubation period for secondary cases associated with limited human-to-human transmission is approximately 5 days (range 2-14 days). In MERS-CoV patients, the median time from illness onset to hospitalization is approximately 4 days. In critically ill patients, the median time from onset to intensive care unit (ICU) admission is approximately 5 days, and median time from onset to death is approximately 12 days. In one series of 12 ICU patients, the median duration of mechanical ventilation was 16 days, and median ICU length of stay was 30 days, with 58% mortality at 90 days.
出典:CDC(http://www.cdc.gov/coronavirus/mers/clinical-features.html)最終更新 2015/2/4

症例数が少なすぎるのですが無理やり全体に当てはめると、ICU入室から1週間の間に半数が亡くなり、その後は生存率84%です。(90日時点で回復していない人がいたかどうかは記載されていないので非常に大雑把です・・・すみません)

MERSの予防

ウイルスの動態は分かっていませんが、CDCの推奨方法は「通常の呼吸器感染症対策と同じ」です。一般の人、家族など感染のリスクが高い人、医療従事者と別れています。適当に抜粋しているので、詳しくはCDCウェブサイトをご覧ください。

普通の感染予防

  • 手を頻繁に洗うこと。洗うときには石鹸を使って20秒以上で、子供も対象。水と石鹸が無い場合、アルコール系の手指消毒で代用。
  • 咳をするときや鼻をすするとき、口と鼻をティッシュで覆うこと。ティッシュはすぐ捨てる。
  • 洗っていない手で、目、鼻、口を触らない。
  • 病気の人と、キス、コップの共有、食器の共有などの接触をしない。
  • ドアノブなど、触る場所を掃除、消毒すること。

家族や介護者など感染リスクが高い人の予防

  • 家にいること。仕事に出ない。特に、バスやタクシーなどの公共交通機関を使わない。
  • 家の中でも、出来るだけほかの人との接触を避ける。可能なら別のトイレ・シャワーを使うこと。
  • 病院にかかるときには、MERS感染のリスクが高いことを電話で先に告げること。
  • マスクをする。ゴーグル、手袋をする。
  • CDC(http://www.cdc.gov/coronavirus/mers/hcp/home-care-patient.html)ウェブサイトにステップバイステップで書かれています。

医療従事者

スタンダードプレコーションをと書いてあります。

 

韓国での流行

これまで、中東でしか感染していなかった(中東から帰った人が発症した例は多数あります)MERSですが、韓国で感染が広まりつつあります。今まで知られていたラクダやコウモリからの人畜共通感染という側面がない状況での感染拡大ですので、非常に気になります。

今まで中東では人から人への感染はそれほど続いていなかったのですが、私見ですがいくつか理由を挙げるなら

  • ウイルスの変異
    • 2012年の発見当初と比べて2013年以降に見つかっている感染者のウイルスはだいぶ違うものだったようです。変異したというよりはもともと違うところで時間をかけて変異してきたものと考えられているようです。(英語版ウィキペディアより)
  • 生活習慣の違い
    • 中東では、女性はブルカを着用しています(男性患者が多いことに関係しているのではないかという気がします)
    • 完全に私見ですが、韓国人(日本人もですが)は多少無理をしても仕事に出たり、旅行したりする傾向が強い気がします。
  • 公共交通機関が発達し、人口密度が高い

 

日本へ飛び火する心配は?

韓国で本格的に流行するようなら、危険は高いと思います。エボラ出血熱の流行地と違って、日本から直接飛行機でつながっていますし、エボラ出血熱のようなものと違って呼吸器感染症は咳や鼻水から周りに感染を広げる可能性があります。日本政府も対策をいくつか出しています。(参考『韓国のMERSと日本の対応』『日本の感染症対策—感染症予防法』)

 

MERS感染予防

日本に感染が持ち込まれた場合には、ほとんど上の繰り返しになりますが、

  • 帰宅時
    • 石鹸で20秒(最低10秒)の手洗い
    • うがい・洗顔
    • 着替えてシャワーを浴びる
  • 食事前
    • 石鹸で20秒の手洗い
    • 大皿料理は気をつける(皆が手をつけるため)
  • 習慣を変える
    • 目・鼻・口に触る癖をなくす
    • 不特定の人が触るドアノブを可能な限り触らない(特にトイレ)
    • マスクをする(毎日交換を!)
    • 咳・くしゃみをするとき(出来ればティッシュで)覆う

など、インフルエンザの予防に準じた方法を各々が取るしかありません。インフルエンザと違うのは、

  • 特別な治療法がない
  • どこでも診断できるわけではない
  • 迅速検査(15分ででるような検査)はない
  • 病状の進行が急速で致死率が高い

という点です。MERSを疑ったら病院に電話をして相談・受診すべきです。疑ったままの状態で過ごすのは要隔離者を増やすことになると思います。感染力は、今のところ強くない、はずですがよく分かりません。

日本では花粉症対策やインフルエンザ対策としてマスクをして外出しても、誰にも咎められないという素晴らしい素地がありますので、心配ならマスク(とりあえず普通の使い捨てサージカルマスク)をして外出したら安心です。ただし、無意識に口や鼻を触る癖があると効果が激減すると思います。今のうちに癖をなくすようにしたらよいと思います。

N-95マスク(微粒子対策用マスク)のほうが効果は高いと思います。花粉症対策でも出回っているので持っている人は結構居ると思います。基本的には使い捨てで、マスクの外側にウイルスが付着してしまうと家に持ち込んだり、触って感染してしまう危険がゼロではありません。本格的に感染が広まっているのでなければ、使い続けても大丈夫だとは思います。僕は、N-95マスクの上にサージカルマスクをつけていました。再利用でき、かつ見た目もそんなに怪しくありません。

SARSの予防法

MERSウイルスはSARSウイルスと同じタイプのウイルス(ベータコロナウイルス)ですので、以前SARSが大きく話題になったときに外務省のウェブサイトで公開された講演会資料の予防法が有効だと思います。

これを元にして改変して載せておきます。

飛沫感染と空気感染

ウィルスなどの粒子が、例えばくしゃみの小さい鼻水や唾液といったもので回りを包まれて直径5μm以上の大きさになり、重いため1m前後で地上に落ちてしまいます。このタイプを飛沫感染と呼びます。空気感染は、直径5μm以下の粒子の状態で感染力を保つものです。

コロナウィルスは、航空機内、マンション、ホテルといったようなところからの広がりをみると、空気感染が否定されているわけではありませんが、多くの感染は飛沫感染のようです。より慎重にする対策する場合には空気感染も考えなくてはいけません。

スタンダードプレコーション

汚れそうなことが予めわかっているようなときは、エプロン、手袋、それから、目に飛び散るようなことがある場合にはゴーグルをつけましょう。

手洗いは手袋よりも重要です。手袋は感染を防ぐためには良いものですが、手袋さえすれば万全であるということではなくて、たとえ手袋をした者であっても、手袋を外した後その他を含めて手を洗うことが最も重要な感染症予防の大原則です。

手袋

血液、体液、喀痰、尿、便、膿、これは感染するかもしれないものだと思うこと。素手で取り扱ったり、やたらに触らないように、ちゃんときれいに処分するということを意識する必要があります。手袋を外すときに素手で手袋の外側に触らないようにしなくてはいけません。はずす時、

  1. 手袋の外側は汚いことを頭に入れつつ
  2. 両手に手袋がついている間は手袋をした手で、手袋の外側は触ってもよいけれど素手の部分は触らない
  3. 片方の手袋を取ったら、手袋を取った素手の状態で、手袋の外側を触らない

ように気をつけます。日本語ではありませんが、見た目でわかる解説動画を2つ乗せておきます。別の角度から見た似たテクニックですが、二つ目の動画は感染予防には良くありません。

2つ目の動画の最後のように、手袋を飛ばすのは汚い粒子が舞うのと破れる危険があるのでご法度です。ついついやりたくなりますが、感染予防には確実にゆっくり捨てなくてはいけません。また、2つ目の動画では最初に手袋の内側を触っているので、感染予防のためには1つ目の動画のように外側をつまんで外します。さらに2つ目の手袋を取るときには、手袋の外側を触ってはいけません

よく見ないとわかりにくい違いですが、気をつけたほうが良いです。手袋を外したら手洗いをしましょう。

1つ目の動画は、自分への感染予防を目的にした手袋ですが、2つ目は手の雑菌で食材を汚染しないための手袋なので、このような違いが出てきます。

マスク

マスクにはいろいろな種類があります。ちょっとハンカチを当てるだけでもマスクになるし、ガーゼを何枚か当てたり、最近は花粉用マスク、防塵マスク、いろいろなものが出ています。それぞれによって防ぐものの程度が違います。

通常のマスク

通常のマスクは、かなり粗い粒子、つまり5μm以上の程度であれば、飛沫感染するものをかなり防げますが、ウィルスそのものを防ぐことは難しいです。 それから、もしマスクを付けた人が感染源だとすると、マスクをすることによって、くしゃみをしたときに外側に飛び散らない。つまりこれはエチケットとして人に感染させないために良いものです。

サージカルマスク

その次の段階として、外科手術用マスクがあります。これは5μ程度以上の粒子であればかなりストップすることができるので、飛沫感染予防に適しています。したがって、医療機関で、疑いがある患者さんに一番最初につけるのは外科手術用のマスクで、疑いが強ければN95にランクアップする形になると思います。

N95(D2)マスク

N95とかN100といわれるマスクは医療用マスクとして高度なもので、0.1~0.3μm、コロナウィルスだとちょっとひっかかるくらいの粒子を100%近くカットできるものがN100で、N95は95%以上カットできるものです。かなり信頼度が高いもので、医療関係者にとっては必要なマスクです。 しかし、息苦しさがあり、ちょっとでも外したら意味がありませんので心配だからというだけでN95マスクをつけることは難しいかもしれません。

専門家の意見

防塵マスクは医療用ではないですが、効果としてはほぼN95並みの効果が期待されるというデータがあります。 一般用のマスクでも、大きな粒子を防ぐ効果はありますから、飛沫感染を予防するにはある程度の効果がありますので、やればそれだけ意味があることになります。けれども、決して完全なものではありません。しかし、かかるかかからないかわからない段階で、実用的には不向きな、しかも医療専用のマスクを全員が使うというのは極めて実際的ではなくて、車がいいからみんながベンツを買いたいということと同じような発想ではないかと思います。私は時々怒られるのですけれども、最高級のものを使う必要は、通常の予防策ではありません。(講演会講師の国立感染症研究所感染症情報センター長 岡部信彦先生の意見を一部改変しています)

参考:『感染症(SARS・鳥インフルエンザ等)関連情報』外務省海外安全ホームページ

マスクの選択肢

MERSウイルスが属するコロナウイルスの粒子は100~200nmといわれています。(参考:http://jsv.umin.jp/journal/v53-2pdf/virus53-2_201-209.pdf)

上記の予防法にもある通り、N95マスク(国内で認定された同等品はD2)やN99(同D3)ならば安心ですが、息苦しいのが問題です。記事『花粉症対策について調べた』の最後のほうにも書いていますが、N95マスクならお勧めは

マスク pm2.5 日本製/PM2.5対応マスク/pm2.5対応マスク 日本製/pm2.5 マスク 日本製/pm2.5 マス...

日本製防じんマスク
価格:2,037円(税込、送料別)

このタイプの排気弁付き製品です。紐かゴムでしっかり顔に密着する必要があるので、顔に痕がついてしまいますが、息苦しさは減ります。また、マスクの面にかかる負担が減るので若干長持ちするはずです。

最近気になっている製品がもう一つあって、使い捨てではない分高いのですが、フィギュアスケートの羽生選手が着けていたりして話題になった、洗える金属フィルターマスクです。ウイルス(バクテリオファージPhiX174)粒子の集塵効率をテストしていて、99.9%フィルターできていました。この粒子のサイズは約30nmなのでコロナウイルスよりも小さいです。

フィルター性能としては申し分ないのですが、N95マスクよりは劣ります。マスクの横の隙間からウイルスが入ってくる余地が大きいからです。(そのため、N95マスクでも緩んでいたら効果が発揮できません)

N95マスクでも、上手くフィットしていたとしても呼吸するときに横から息が漏れてしまうので、本当に万全を期す場合には宇宙飛行士のような格好になって、酸素を遠くからチューブで運ぶ形になります。(記事『エボラ出血熱、アメリカの状況など』の写真の人のゴーグルがそのまま顔を覆う形のマスクになります)

脱線してしまいましたが、

TV、新聞で取材殺到の洗って再利用出来るPM2.5マスク。半年待ちになった人気商品。在庫残りわず...

ピッタリッチ再利用可能版
価格:8,980円(税込、送料込)

普通のサージカルマスクよりはフィッティングが良さそうで、洗って使えるというところがポイントです。

ほかのサージカルマスクでも、フィルター性能自体はかなり高いですので、このマスクが優れていると思われるのは、

  1. 静電気によって微粒子を吸着することが少ない(とデータが言っている)
  2. 洗って使えるので、いざというときに数の心配をしなくてよい

の2点です。本当に感染リスクがあると思うときは、N95を使い捨てで使ってください。

僕が気になっているものの、まだ買っていない理由は、「N95マスクをするのに慣れたので、別に息苦しくはない」「アメリカではマスクをして歩けない」という理由ですが、N95マスクをしていると自分の吐いた息に含まれる湿気が逃げていかないので、蒸れて暑苦しいです。

暑い梅雨・夏にはN95マスクをしたくありませんので、夏場に必要があれば、普通のサージカルマスクで済ませるかこのピッタリッチを試してみるかもしれません。

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