日本で2016年1月8日に公開予定の映画『Bridge of Spies』を映画館で観てきました。

少しだけストーリーに関係がある内容で、知っていたらなるほどと思うTIPSを書いておきます。ネタばれのない記事は『トム・ハンクス主演の映画、『BRIDGE OF SPIES/ブリッジ・オブ・スパイ』を見た(ネタばれなし)』です。

憲法(the Constitution)

憲法がどうこうという話が出てきますが、イギリスなどのヨーロッパ諸国には法律はあっても基本法として成文化された憲法はありませんでした。憲法を世界で始めて作ったのはアメリカ合衆国で、1787年に作られて1788年に発効しました。

世界初の憲法だという自負があったようです。二番目にできた憲法はポーランドの5月3日憲法で1791年です。日本の大日本国憲法は1889年と100年後に制定されています。

国旗への忠誠

アメリカでは愛国心を育てるために子供に国旗への忠誠を唱和させます。いたるところで国旗(星条旗)がはためいています。日本でも公共施設や会社などには休日・祝日に掲揚されていたりしますが、アメリカでは普通の民家に飾ってあったり、外に掲揚されています。Tシャツやぬいぐるみなども星条旗がデザインされているものがかなり多いです。

アメリカ合衆国においては、ほとんどの州が、公立学校で道徳的信条、愛国主義ならびに民主主義原理を教えることと規定している。各公立学校では、国旗を敬礼すること、忠誠の誓いを暗唱すること、国歌を歌うことなどが行われてきた。
特に、愛国心を涵養することを目的として、始業時に国旗敬礼と国旗に対し忠誠を誓う文言を唱和する。この忠誠の言葉は、コロンブスによるアメリカ大陸発見 400 年を記念し、1892 年以降全米で組織的に唱和されるようになったと言われる。
出典:PDF 『アメリカ合衆国における国旗に対する忠誠の誓い(pledge of allegiance to the flag of the United States)の法的問題について』(『地域政策研究』(高崎経済大学地域政策学会)第7巻2号 by 新田浩司)

同出典より忠誠の誓いの文言は、

「私はアメリカ合衆国の国旗と、神の下で、すべての人に自由と平等をもたらす、ひとつの分かつことのできない国である共和国に忠誠を誓う。」
“I pledge allegiance to the flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God indivisible, with liberty and justice for all.”

です。参考:忠誠の誓い (アメリカ)』(ウィキペディア)

マーマレード

マーマレードはジャムのようなもので、パンやビスケットに塗って食べるものです。ジャムと違って皮が形を残したまま入っているのが特徴です。原料は柑橘系のオレンジを基本に、夏ミカン、ユズ、グレープフルーツも使われます。

  • 1700年頃にスペインで誤って船一杯にビターオレンジを買ってしまったスコットランドの商人が悲嘆していたところ、奥方がこれを砂糖漬けの加工品にしたところ大変好評となった。その際に、庭で遊んでいた一人息子のメアーをMair Ma lad!(メアー、私の息子よ!)と手伝いに呼んだ事が由来とされた説。
  • ポルトガル語由来で、もとはマルメラーダ(ポルトガル語:marmalade)と言うマルメロの砂糖漬けのような食品を指すものが由来とされた説。
  • マリ・マラード(仏: Marie malade、病気のマリ)に綴りが近いことから、スコットランドのメアリー女王が腹痛の時に食べたから、あるいは、仮病を使ってでも食べたがったから、という民間語源がある。
  • スコットランドのダンディーで、現在の形のマーマレードが初めてつくられたとされている。

出典:『マーマレード』(ウィキペディア 最終更新 2015/4/13 00:02)

のように、イギリス、特にスコットランドの食べ物という印象が強い食べ物です。

発祥の地かも知れないダンディーの イギリス王室御用達の

なぜかイギリスに近いはずのアメリカのAmazonでは日本の楽天市場よりも高いです。。。 

1960年ごろの物価

Yahoo知恵袋より、

コーヒー1杯
1960年は60円、1965年は80円、1969年は100円。現在は350円程度
かけそば
1960年は35円、1965年は50円、1969年は80円。現在の立ち食いそば270円程度
出典:『1960年代の物価について。』(Yahoo!知恵袋 jasonkodai2199さん)

当時の為替レートは1米ドル=360円、1イギリスポンド=1080円でした。よって、仮に30セントのものは当時のレートでなんとなく650円位のものです。

イギリスの通貨は、ポンド(記号:£)と補助通貨ペンス(記号:d)とシリング(記号:sもしくは/-)で、アメリカの通貨はドル(記号:$)と補助通貨はセント(記号:¢)です。

5セント硬貨(ニッケル)

アメリカの硬貨はいろいろなニックネームが付いています。

  • 1セント硬貨—ペニー(penny)
  • 5セント硬貨—ニッケル(nickel)
  • 10セント硬貨—ダイム(dime)
  • 25セント硬貨—クオーター(quarter)
  • 1ドル硬貨—スージー(susie)

今はそんなことはありませんが、以前は馴染みが深い硬貨でした。

1950年代初頭までアメリカ合衆国内のほとんどの地域において、公衆電話から低料金の近距離通話を行うのに5セントが課せられた。その後1950年代の初めを境に、公衆電話からの近距離通話料金はそれまでの2倍に当たる10セントへと値上げされた。しかし、ニューオーリンズや各地に散在していた田舎の地域等では、1970年代中頃まで5セントの料金設定のままであった。また、電話での会話を続けるため硬貨をつぎ込む人へ言う「It's your nickel」などのフレーズも生まれた。その他多くの都市で、電話料金が繰り上げとなった時期に、バスや地下鉄など各種公共交通機関の乗車料金が5セントであった。
出典:『5セント硬貨(アメリカ合衆国)』(ウィキペディア 最終更新 2014/10/17 05:30)

希少価値が高いものがあったり、ニッケルと銅の合金で硬かったために、正規の5セント硬貨でもおかしなものが多かったようです。そのためか、希少価値が高いものの偽造品が作られたりしましたが、1950年代に数十万枚の大規模な偽造の被害にも遭っています。

ニュージャージー州エリアル出身の人物、フランシス・リロイ・ヘニングが1954年、「1944年」の製造年を付けて違法にウォータイム・ニッケル硬貨の偽造を行った。彼はそれ以前にも5ドル紙幣を偽造した罪で逮捕されている。この偽造された1944年の硬貨は、製造場所のマークを硬貨に加えられていなかったため、すぐに偽造硬貨であると発覚した。また、彼は硬貨に1939年、1946年、1947年、1953年の製造年を刻印して、同様の5セント硬貨偽造を行っている。へニングの偽造5セント硬貨は、10万枚以上が一般に出回ったものとみられており、いまだに人々の財布の中に入っている場合もあるという。偽造硬貨を所持することは正式には違法であるにもかかわらず、この硬貨は収集家による市場での取引が行われている。更に、へニングはニュージャージー州のコパー・クリークでも20万枚の偽造硬貨を捨てたとされ、およそ1万4千枚しか回収されていない。もう20万枚の偽造硬貨をペンシルベニア州のスクールキル川にも捨てたと考えられている。逮捕された後、へニングは5千ドルの罰金と3年の禁固刑が言い渡された。
出典:前出ウィキペディア『5セント硬貨(アメリカ合衆国)』

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