ミシシッピ州で、南北戦争の南軍、アメリカ連合国軍にちなんだ州旗を変えようという動きが強まっているようです。

コンフェデレート・バトル・フラグ

コンフェデレート・バトル・フラグというのは、『アメリカ連合国の旗めぐり賛成派と反対派がデモ』や『白人男性が黒人教会を襲撃、チャールストン』で話題に上った、アメリカ南北戦争で奴隷制度継続をしようとして戦ったアメリカ連合国(南)、コンフェデレート・ステーツ・オブ・アメリカ(Confederate States of America)の軍が使っていた軍旗です。

コンフェデレート自体の旗は、上記画像で真ん中にある旗で、バトル・フラグはコンフェデレートの国旗の一部を使ったものです。

ミシシッピ州

ミシシッピ州は、アメリカ20番目の州でアメリカ連合国に所属した南部諸州の一つです。

人種差別が強い州だと考えられており、1960年代の公民権運動のときには運動の中心になっていたり、リンカーンの奴隷解放宣言(1862年)に続く奴隷を禁止した合衆国憲法修正第13条を批准したのは最後で、実に1995年です。(2番目はケンタッキー州で1976年)

また、地動説やダーウィンの進化論を知らない・信じない人の割合が高いことも知られています。下記の記事などを見ると最近は変えようという動きがあるようです。

参考:『Southern Miss celebrates renowned scientist Charles Darwin』(Mississippi Business Journal)

州旗を変える動き

チャールストンの教会襲撃事件があってからすぐに、ミシシッピ州でもコンフェデレートフラグを含んでいる州旗を変更しようという動きがあったようで、反対する動きも出たようです。2001年にも州旗を変更しようという投票があったものの大差で否決されています。

ミシシッピ州の現在の旗は、

ミシシッピ州の州旗

なので、単純に連合国部分を外すとフランス国旗になってしまいます。

現在の旗になる前に使われていた旗は、ミシシッピ州の旧州旗(1861-94)1861年から1894年まで

です。現在の旗とはだいぶ趣が違います。

前回、2001年に検討されていた旗は、こちらのページ(The Mississippi State Flag)に「2001 Flag proposal」のキャプションとともに載っていました。コンフェデレート・バトル・フラグの場所に星を20個(ミシシッピ州は20番目の州)あしらったものでした。

今回、旗を変えようという動きはチャールストンの事件後5日目に提案が始まっていますが、今頃ニュースに出ているのは著名人が支持を表明したことと、選挙が近くなりミシシッピ州での争点になりうるかららしいです。

参考ニュース(前二つは著名人が支持したというニュースで、後者二つは今後の予測です。)

 

コンフェデレート・フラグ風の州旗

ミシシッピ州の州旗はあからさまにコンフェデレート・バトル・フラグを使っていますが、他の州の州旗も雰囲気を感じるものがいくつかあります。

  1. アーカンソー州
  2. アラバマ州
  3. フロリダ州

の3つで、いずれも南北戦争でアメリカ連合国として戦った側の州です。その他、ジョージア州も以前はコンフェデレート・バトル・フラグを使った州旗でした。

州旗の一覧がウィキペディア『アメリカ合衆国の州旗一覧』に出ています。 

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